MSの「ペイント」、開発終了へ 30年以上の歴史に幕
ニューヨーク(CNNMoney) 米マイクロソフトが公開した「廃止される可能性がある」機能に関するリストの中に、30年以上の歴史を持つ画像ツールの「ペイント」が含まれていることが25日までに分かった。
マイクロソフトによれば、ペイントは積極的な開発は行われておらず、将来廃止となる可能性もある。
ペイントは1985年にウィンドウズ1.0とともにリリースされた。ウィンドウズがアップデートされるたびに、ペイントもアップデートされてきた。
ペイントはちょっとした画像の加工や、シンプルな絵の作成が行える。マイクロソフトによれば、ペイントの昨年の月間ユーザー数は1億人を超えていた。
ただし、ペイントがなくなるわけではない。マイクロソフトによれば、今後もマイクロソフト・ストアで無料で入手できる見込み。ただし、アップデートは行われない。
マイクロソフトは昨年10月、新しい画像ツールとして、3D画像の作成も可能な「ペイント3D」を公開していた。