FBI、中国籍の男を逮捕 米政府の個人情報流出に関与の疑い

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2015年の事件では米政府職員や求職者の2150万人分の個人情報が流出

2015年の事件では米政府職員や求職者の2150万人分の個人情報が流出

(CNN) 米連邦捜査局(FBI)は、米連邦政府の人事管理局(OPM)のコンピューターシステムがウイルスに感染して数百万人の個人情報が流出した2015年の事件に関連して、中国籍の男を逮捕したことを明らかにした。

複数の米当局者によると、男は23日、会議に出席するため米国に入国したところで逮捕された。2015年の事件で使われたコンピューターウイルス「サクラ」の作成にかかわった疑いが持たれている。

この事件では、米政府機関の職員や元職員、求職者、家族など約2150万人の社会保障番号などの個人情報が流出していた。

このうち1970万人については求職時の身上調査書が流出。残る180万人は求職者の配偶者やパートナーだった。

FBIは、中国政府のハッカーが流出に関与したとの見方を強め、米国の国家としての安全に影響が及ぶ可能性もあると指摘していた。

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