米ヤフー、13年に30億件の利用者情報が流出

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サンフランシスコ(CNNMoney) 米検索大手ヤフーで2013年に起きたハッキングで、当時の利用者が作成した30億件の全てのアカウント情報が流出していたことが分かった。親会社の米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズが発表した。

この中にはメールやヤフー傘下のブログサービス「タンブラー」、画像共有サービス「フリッカー」などのアカウントも含まれるという。

ヤフーは昨年、この時のハッキングについて、利用者約10億人の名前やメールアドレス、パスワードが流出したが、支払いにかかわる情報は盗まれていないと発表していた。

ベライゾンは今年6月にヤフーの中核事業を買収した。13年のハッキングについて新たな情報を入手し、「外部の科学捜査専門家」から協力を得て調べたところ、被害が利用者全員に及んでいたことが分かったとしている。

ヤフーは新たに情報流出が判明した利用者にメールで通知する方針。昨年判明した10億人にはすでにパスワードの変更を求め、暗号化されていなかったセキュリティ質問を無効化する措置を取っていた。

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