道路状況に応じて姿を変えるAI横断歩道、ロンドンで実験
その情報に基づいて、例えば高齢者がいる場合は時間をかけて横断できるよう、横断歩道の点灯時間を延長する。
双方向横断歩道は、時間の経過とともに歩行者の行動を学習することを想定している。「歩行者がいつも間違った場所で横断している場合は、横断歩道をその場所の近くに移動させて、安全性を高める」という。
ロンドン南部では10月の1カ月間、スターリング・クロッシングが実験的に敷設された。同社経営者によれば、利用者には好評だったという。同社はこの横断歩道を、世界各国の都市に普及させたい考え。