「ゲイであることは神がくれた最大の贈り物」 ティム・クック氏

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ゲイであると告白したことについて単独インタビューに答えるティム・クック氏/CNN

ゲイであると告白したことについて単独インタビューに答えるティム・クック氏/CNN

ニューヨーク(CNN Business) アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は24日、CNN及び米公共放送PBSの番組「アマンプール」で単独インタビューに応じ、ゲイであることは「神が私にくれた最も大きな贈り物だ」と語った。

4年前、クック氏は主要企業で初めてゲイであることを告白したCEOとなった。同氏はその決断やゲイであることについて満足していると述べている。

クック氏は2014年10月30日にカミングアウトした。それまでも同氏の性的指向についてうわさが広まっていたが、公には言及していなかった。

「ゲイだとネット上で知った子どもたちから話が寄せられ始めて私は公の存在になった」

性的指向が原因で仲間はずれにされ、いじめられ、または虐待を受けたと訴える子どもたちから電子メールや手紙を受け取るようになったという。

クック氏は自分は私的な存在だと前置きしたうえで、告白によって人々を救えるときに自身のアイデンティティーを語らないことは「利己的だ」との思いに至ったと発言。

「彼らのために何かをする必要があった」「ゲイであっていいし、そのままでいていい。そして、人生で何か大きな仕事をすることもできる」というメッセージをゲイの子どもたちに伝えたかったという。

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