宝くじで1700億円、米サウスカロライナ州で当選者
(CNN) 高額宝くじ「メガミリオンズ」の運営当局は24日、サウスカロライナ州で15億3700万ドル(約1700億円)の当選者が出たことを明らかにした。
当選者はサウスカロライナ州シンプソンビルの郊外にあるガソリンスタンド併設のコンビニエンスストアで23日にメガミリオンズの宝くじを購入し、6つの数字を全て的中させていた。
1枚の宝くじの当選金としては米史上最高額。高額宝くじの当選金としては、2016年1月にパワーボール宝くじ3枚で出た15億8600万ドルに次ぐ金額だった。
サウスカロライナ州の宝くじ運営当局は24日、このくじを販売した店の前で記者会見を開き、当選者に向けて「くじの裏に署名して、何日かおき、もう一度深呼吸して、電話してください」と呼びかけた。
当選者は抽選日から180日以内に申し出る必要がある。サウスカロライナ州では当選者の身元を公表しないことも認められている。
当選金は即金でまとめて受け取るか、29年かけて分割して受け取るかを選択できる。即金を選んだ場合に受け取る額は税込みで8億7800万ドル。分割を選んだ場合は税込みで15億3700万ドル全額を受け取れる。
全ての数字を当てたのはこの1枚のみだったが、6つの数字のうち5つを的中させた2位の当たりくじは全米で36枚あった。