米グーグル、有給休暇を14週に延長 休校措置の継続に対応

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新型コロナの感染拡大を受け、米グーグルが従業員に計14週間の有給休暇を付与する/Sean Gallup/Getty Images

新型コロナの感染拡大を受け、米グーグルが従業員に計14週間の有給休暇を付与する/Sean Gallup/Getty Images

サンフランシスコ(CNN Business) 米グーグルが、従業員向けの有給休暇を8週間増やして計14週間とする意向を17日までに明らかにした。CNNに確認した。新型コロナウイルスの感染拡大で休校措置が継続する中、家族の世話をする時間を確保してもらうのが狙いだ。

グーグルは先月、家族などの世話が必要な従業員に対し、最大で6週間となる有給休暇の取得を認めた。広報担当者によると、従業員はこれらの休暇をまとめて取得しても数日ずつ取得しても構わない。

有休取得が認められるのは各国で働く常勤の従業員のみで、その数は10万人以上。供給業者や請負業者として働く数千人には適用されない。

これに先駆け、ライバルのマイクロソフトは従業員に12週間の有給の育児休暇を与える制度を立ち上げていた。

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の推計によると、新型コロナウイルスの感染拡大により現在188カ国で休校措置が取られており、世界の生徒全体の91%以上に相当する約16億人が影響を受けているという。

米国では複数の州がすでに措置を延長しており、一部の知事からは今学年度いっぱい休校を継続するとの方針が示されている。

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