米アップル、5G対応の「iPhone 12」4機種発表
最新モデルのiPhoneは、「スマートフォンで最速」をうたう新型の「A14 Bionic」チップを搭載する。本体背面には磁石機能の「MagSafe」が搭載され、ワイヤレス充電器やアクセサリーを磁力で密着できる。
無駄を減らす目的で、ヘッドホンや充電器は付属しない。世界には20億以上のアップル製充電器が出回っていて、ユーザーの多くが有線ヘッドホンや無線式の「AirPods」を持っていると同社は説明する。ヘッドホンや充電器を省くことで、箱の小型化、軽量化が実現でき、輸送台に搭載する商品の量を70%増やすことができるので、輸送に伴う二酸化炭素の排出量を削減できるとしている。
また、iPhoneの磁石は全て、100%リサイクルされたレアアース(希土類)物質を使っているという。
アップルは併せて、スマートスピーカーの新製品「HomePod Mini」も発表した。新しい音響技術を採用して360度に広がる音質を実現。複数のHomePod Miniを連携させてホームエンターテインメントシステムを構築したり、アップルの「Home」アプリを使って照明や暖房などのスマートホーム製品を操作したりすることもできる。
HomePod Miniは11月6日に発売予定で、米国での価格は99ドル。