アップルが「もう一つ」の発表会、11月10日に開催
(CNN Business) アップルの2020年はまだ終わっていない。
アップルは2日、この数カ月で3度目となる発表会を10日に開くと発表した。記者に届いた招待状のタイトルは「One More Thing(もう一つ)」。このフレーズは、アップルがビッグイベントの終盤でサプライズ製品を発表する際によく使われる。
招待状には、アップルの今回の発表内容をうかがわせるヒントは何もない。ただ、同社が過去に言及していながらまだ発表していない製品が1つある。
アップルは6月に開いた世界開発者会議で、Macシリーズのコンピューターに間もなく独自開発のCPU(中央演算処理装置)を搭載すると発表した。長年使ってきたインテル製のCPUから切り替える予定で、新しいCPUを搭載したMacは年内に登場すると予告していた。
アナリストによると、新CPUは英アーム・ホールディングスの設計に基づきアップルが社内で独自開発したもので、バッテリー持続時間の向上などが予想される。アーム設計のCPUはスマートフォンの「iPhone」やタブレット端末の「iPad」にも搭載されており、そうした製品との連携性向上を見込む。
発表会はアップルの公式サイトで米東部時間の10日午後1時から生中継される。