ナミビア大統領夫人、ネット上の嫌がらせに「もう沈黙しない」

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アフリカ南部ナミビアのモニカ・ガインゴブ大統領夫人=2018年9月25日、米ニューヨーク市/Riccardo Savi/Getty Images

アフリカ南部ナミビアのモニカ・ガインゴブ大統領夫人=2018年9月25日、米ニューヨーク市/Riccardo Savi/Getty Images

(CNN) アフリカ南部ナミビアのモニカ・ガインゴブ大統領夫人(44)が8日、国際女性デーに合わせてソーシャルメディアに投稿した動画が拡散している。モニカ氏はこの中で、ネット上の嫌がらせに力強く立ち向かう姿勢を示した。

モニカ氏は2015年、ガインゴブ氏(79)の3人目の妻となった。夫妻の間に子どもはいない。

動画によると、モニカ氏はこれまでネット上で、差別的な女性観を押し付ける「スラット・シェイミング」の被害を受け、「太っている、見苦しい、愚かだ、野心的すぎる」などの言葉を投げ付けられてきた。

ガインゴブ氏との子どもを妊娠する見通しはあるのかとしつこく聞かれ、財産目当てで年上の同氏をだました、同氏は色気に目がくらんだなどと侮辱された。

だが「もうたくさんだと判断した。これ以上口を封じられたままではいない」と語り、嫌がらせに対して名誉毀損(きそん)の訴えを起こしたことを明らかにした。

  
      

モニカ氏はこの投稿に「#YourSilenceWillNotProtectYou(沈黙はあなたを守ってくれない)」というハッシュタグをつけ、女性たちに声を上げるよう呼び掛けた。

自力で立ち向かおうとすると「厄介者」「押しが強すぎる」「女らしくない」などと言われるために、我慢してしまう女性が多いとも指摘している。

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