音声使った交流機能、今夏にも導入 米フェイスブック
ニューヨーク(CNN Business) 交流サイト世界大手の米フェイスブックが音声を使って交流できる機能「ライブ・オーディオ・ルームズ」を導入することがわかった。
フェイスブックはこれまでも、「ユーチューブ」の後を追って動画分野に参入したほか、「スナップチャット」の消える写真や、「ティックトック」の短時間の動画など、流行したものと同様のサービスの提供を開始している。
フェイスブックは再び、新しい媒体と競争相手が成長している分野へ参入する。音声の分野では「ポッドキャスト」が再び勢いを増しているほか、最近では「クラブハウス」といった音声SNSが登場したほか、ツイッターも「スペース」という音声での交流機能を発表した。
フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は記者とのインタビューの中で、フェイスブックが写真や動画を取り扱う方法で最高級の媒体として音声を扱いたいと語った。
フェイスブックは、独自の音声交流機能であるライブ・オーディオ・ルームズに取り組んでおり、試験運用を行う見通し。この機能を今夏にもすべての利用者が使えるようにすることを目指している。ライブ・オーディオ・ルームズの機能はメッセージアプリの「メッセンジャー」にも組み込むという。