韓国サムスン、5年間で45兆円投資へ 8万人を新規雇用
香港(CNN Business) 韓国のサムスングループは24日、今後5年間で、半導体やバイオなどの分野に450兆ウォン(約45兆円)を投資すると発表した。2026年までに新たに8万人を雇用するとも明らかにした。
長期的なサプライチェーン(供給網)の問題やウクライナでの戦争など経済環境は不透明だが、サムスンは主要な事業分野に対し、26年までに450兆ウォンを投資すると明らかにした。過去5年の投資額から30%の増加となる。
投資額のうち360兆ウォンは韓国国内に投資する。残りについては、どこに投資するのか明らかにしていない。
新規雇用の大部分は韓国国内となる見通し。しかし、サムスンは英国や米国、カナダ、フィリピンなど世界各地に調査研究拠点を持つ。
サムスンはスマートフォンやテレビなど電子機器で有名だが、最近は、世界的な半導体不足を受けて、半導体メーカーとしての役割も強めつつある。