米メタ、有料で認証マークを発行へ フェイスブックとインスタに導入
ニューヨーク(CNN) 米メタは傘下のSNS、フェイスブックとインスタグラムのユーザーを対象に、有料で認証マークを発行するサービス「メタ・ベリファイド」を導入する。
ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が19日、インスタグラム上で発表した。
料金はウェブ版が月額11.99ドル(約1600円)、iOS版が同14.99ドル。今週中にオーストラリアとニュージーランドで導入し、その後各国に展開する。
偽アカウントを防止するための認証マークは「ブルーバッジ」と呼ばれ、これまで本人と確認された著名人らに発行されてきた。
新サービスの対象は、政府発行の身分証明書と名前、写真が一致した18歳以上のユーザーに拡大される。
追加の特典として、なりすましからの保護が強化され、サポート窓口に直接問い合わせることができるようになる。
すでに認証マークを持っているアカウントに変更はない。
メタの報道担当者によると、著名人らのアカウントを同名アカウントと区別しやすくするため、フォロワー数の表示場所を増やす対策も予定している。
有料会員制度はすでに動画投稿サイトのユーチューブ、チャットツールのディスコード、掲示板型SNSのレディットなどが導入済み。米ツイッターは昨年末以降、本人確認済みの認証マークが付与される有料サービス「ツイッターブルー」の改良版を提供している。