地底に眠る超巨大火山「スーパーボルケーノ」、地球を脅かす可能性
イエローストーンの過去3度の超巨大噴火は、約80万年の間隔で発生している。つまり、次の噴火が迫っているとの見方もできる。スミス氏はまた、2004年に地面が隆起し始め、10年になって再び沈むという現象を観測した。まるでスーパーボルケーノが呼吸しているようだったという。
ただし、地震などの観測や世界各地の実例などからおおまかな予測はできるとスミス氏は言い、慌てる必要はまったくないと言い添えた。
現時点ではそれよりも、地震や小規模の噴火が起こる可能性の方が大きく、そちらの方が懸念されるとしている。