休暇取得で一石三鳥? 心臓発作になる前に

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ドイツ最高峰のツークシュピッツェ

ドイツ最高峰のツークシュピッツェ

(CNN) 「心臓発作を起こしてもいいのか」、休暇を返上する際には常にそう自問すべきだ。

休暇を取らずに働き続けると、さまざまな健康問題を引き起こすことが複数の調査で分かってきた。また休暇を取らない人は、取る人に比べて早死にする危険性もある。

ストレスが健康に悪いのは周知の通りだ。

ストレスは潰瘍や体の痛み、不眠症など、さまざまな問題を引き起こす。そして、このストレスへの有効な対処法の1つが休暇を取ることなのだ。

ある調査で、冠動脈性心疾患(CHD)を発症する危険性が高く、さらに毎年休暇を取っていなかった人は、心臓発作で死亡する確率が一般の人に比べ32%も高かった。

また別の調査で、毎年最低2回休暇を取っていた女性と、6年に1回以下しか休暇を取らなかった女性とを比較したところ、驚くことに毎年休暇を取っていなかったグループは、冠動脈性心疾患や心臓発作を起こす確率が約8倍も高かった。

我々は普段、仕事のことで頭がいっぱいだ。中には、休暇の取得を弱さの表れととらえたり、何年も休暇を取らなかったりしたことを誇りに思う人すらいる。

また、休暇を取る権利が与えられているのに、休暇を取ることに罪悪感を覚える人もいる。

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