フランスとイタリア――タクシー運転手が不愛想な国?
(CNN) 海外の見知らぬ空港から乗ったタクシーで、運転手に親切にされたり不快な思いをさせられたり、時には不当に高い料金やチップを請求されたりした経験は誰にでもあるもの。英国の旅行者やCNNスタッフへのアンケート調査から、各国のタクシーの評判を探った。
ネット予約サービスの「エアポートトランスファー」が英国人旅行者2162人を対象に実施した調査では、タクシー運転手に不快な思いをさせられた国の筆頭として、フランスとイタリアが挙がった。
ただしフランス人やイタリア人は英語を話したがらないことで有名なので、その傾向が英国人の評価に響いた可能性もある。
一方、愛想の良さの筆頭級は、ギリシャ・ロドス島の運転手だった。
CNNでは英国以外の旅行者の印象を探るため、海外渡航経験の豊富なスタッフにも取材した。
日本のタクシーの運転手がスーツを着て白い手袋をはめているのが印象的だったというエディターは、「自分でドアに触れてはいけない。ドアは運転手が操作するもの。それが超印象的なサービスの始まりだ」と解説する。
香港在住のスタッフは、「香港のタクシー運転手は、行き先が近かったり渋滞に巻き込まれたりすると態度が悪くなりかねない」と話した。
米ニューヨークのタクシー運転手は、マンハッタン在住者によれば「大抵は話し好きで、セレブを乗せた話や外国暮らしの話などを喜んで聞かせてくれる」という。