東京が世界一魅力的な都市である50の理由
41.世界最高のサービス
三越や伊勢丹といった日本のデパートでは、制服を着た女性たちが自動エレベーターをわざわざ操作してくれたり、入口で大勢の従業員がおじぎをして出迎えてくれる。手間暇をかけたギフト包装も素晴らしい。これなら多少値段が割高なのも納得だ。
42.日本酒の品揃えは世界一
日本酒の品揃えに関して言えば、東京の右に出る都市はない。特に銀座の和酒バー「庫裡」に行けば大抵の日本酒は見つかるだろう。同店のメニューには100種類以上の酒がずらりと並ぶ。
43.風水をもとに作られた温泉
東京西部の郊外にある「深大寺温泉ゆかり」は、風水をもとに作られた美しい内装の温泉だ。客が正しい方向を向いて湯に浸かれるよう、浴槽には基本方位が表示されている。
44.上空からしか見えない巨大マスコット
東京都水道局は、オフィシャルPRマスコット「アースくん」の絵を芝浦水再生センターの屋根に描くことを決めた。決してふざけたわけではない。歩道からは見えないが、地上数キロ上空から見ると、たしかにセンターの屋根にアースくんが描かれている。
45.力士気分が味わえるちゃんこ屋
体重130キロの巨漢を相手に、頭を突き合わせて激しくとっくみ合う力士たちは、常にちゃんこ鍋を食べてスタミナを付け、肉付きのいい体を維持する必要がある。両国にある「割烹 吉葉」は相撲部屋を改装した店で、土俵のすぐ横にあるテーブルで、横綱気分でちゃんこを味わえる。
46.大勢の人々が集う江戸三大祭り
東京ではさまざまな夏祭りが開催されるが、特に有名なのが江戸三大祭りと呼ばれる神田の神田祭、永田町の山王祭、江東区富岡の深川祭だ。夏祭りには、隣人や仲間が集まり、祝い、そして繁栄が続くよう願う。
47.予算も美しさも桁外れの花火大会
東京では毎年夏に大規模な花火大会が数多く開催されるが、中でも最も華やかなのは隅田川沿いの浅草と向島周辺で開催される隅田川花火大会だろう。毎年、平均2万発の花火が打ち上げられる。
48.肉好きの人も満足の精進料理
東京都八王子市の高尾山にある高尾山薬王院では、修行僧たちが参拝者に手の込んだ精進料理を振る舞う(要予約)。多くの皿に盛られたテーブル一杯の料理は、ベジタリアンにはもちろん、そうでない人にも特別なごちそうだ。
49.すばらしいアートカフェ
青山の裏通りの何の変哲もないビルの5階に、アートカフェ「エートゥーゼットカフェ」がある。人気画家、奈良美智さんのアトリエをイメージした店内で、奈良さんの作品に命を吹き込む。
50.隅田川の屋形船
隅田川は、東京下町の住人に最も愛されている川であり、屋形船が行きかう。屋形船で隅田川を下りながらお好み焼き食べ放題、ビール飲み放題の大人数向けプランなどもある。