米NYに「北米最高層」のホテル開業、68階建て
(CNN) 米ニューヨーク・マンハッタン中心部にある68階建ての超高層ビルに、北米最高層と銘打ったホテルが開業した。
ブロードウェーに面した同ビルに昨年12月29日オープンしたのは、マリオット系列の2つのホテル、コートヤードとレジデンスイン。コートヤードは6~33階に客室378室を配し、高級ホテルのレジデンスインは37~65階の261室で5泊以上の宿泊のみ受け付ける。
セントラルパークや繁華街のタイムズスクエアからも近く、レストランや会議場、屋外のサンデッキ、無線LANなどの設備も備えている。
非営利組織の高層ビル・都市居住協議会(CTBUH)によると、同ホテルの高さは約228メートルで、これまでの北米最高層ホテルだった米デトロイトのマリオット(約221メートル)を抜いた。
ただ、北米最高層を自称するホテルはほかにも存在する。アトランタにあるウェスティン・ピーチツリープラザは、CTBUHなどの記録によれば、高さは約220メートル。しかし約230メートルあるとする同ホテルの説明が正しければ、同ホテルが北米一となる。
一方、世界の最高層ホテルはアラブ首長国連邦ドバイにあるJWマリオット・マーキスで、高さは約355メートルと群を抜いている。