世界の超高級酒を飲み歩く 1億円超のぜいたくツアー
ドバイではジュメイラ・ビーチ・ホテルに宿泊。シンガポールのラッフルズ・ホテル内にあるロング・バーでは、比較的手ごろなジンベースのカクテル「シンガポール・スリング」が有名だ。
メルボルンの複合カジノ施設、クラウン・エンターテインメント・コンプレックスにあるクラブ23のカクテル「ウィンストン」は、1本約1700万円という19世紀の貴重なコニャック、キュヴェ・レオニーに少量のグランマルニエやシャルトリューズ、アンゴスチュラ・ビターズといったリキュールを加え、2日間かけてつくられる。昨年2月に約130万円の値がつき、世界一高価なカクテルとしてギネス認定された。
ぜいたくな旅に欠かせない都市、ラスベガスのアリア・リゾートでは、「オーノー・カクテル」が人気。仏シャルル・エドシックのシャンパン・チャーリーと最高級コニャックのレミーマルタン・ルイ13世ブラックパールに、バラのエキスやしぼりたてのオレンジ果汁、アプリコットのピューレが入っている。
ニューヨークのアルゴンキン・ホテル・タイムズスクエア・オートグラフ・コレクションでは、ダイヤの指輪を入れたマティーニが迎えてくれる。
最後にロンドンへ戻った一行には、お土産として超高級酒3本が渡される。135万円のラム酒、レガシー・バイ・アンゴスチュラと、1700万円の64年物ウイスキー、ダルモア・トリニタス、そしてオーストラリアのワイナリー、ペンフォールドが世界で12本だけ限定発売した推定約185万円の赤ワイン、アンプルだ。
ホリデーズプリーズはこのほか、ミシュラン・ガイドの格付けで最高の三つ星を獲得した世界12カ国のレストラン107店を6カ月間ですべて訪れるという、究極のグルメツアーも提供している。