食品市場部門で東京がトップ、米グルメ誌ランキング
(CNN) 米グルメ情報誌のサブールが専門家と読者の投票で選ぶ主要航空会社の機内食や世界のグルメ観光都市のランキングを発表した。日本からは食品市場部門で東京が1位に入った。
同社のランキングは毎年恒例。専門家36人の意見と読者アンケートをもとに各部門の評価をまとめている。
機内食のエコノミークラス部門では、シンガポール航空が専門家と読者の両方に支持されて首位に立った。一方、ファースト&ビジネスクラス部門では専門家はエミレーツ航空、読者はオマーン航空を選んだ。
オーストラリアのカンタス航空はワインの充実ぶりが両方に評価された。
残る部門はほとんどで専門家と読者の評価が分かれたが、マーケット&ショップ部門では唯一、専門家も読者も東京を1位に選んだ。「7代続く包丁専門店の築地正本、2500種類以上の箸がそろう銀座夏野といった場所」が評価された。
専門家がグルメ観光地の大都市部門トップに選んだ香港は、有名レストランに加えて海鮮街の鯉魚門(レイユームン)もお薦めスポットに挙がっている。読者投票ではパリが筆頭だった。
カクテル&ドリンク部門は専門家の投票でロンドン、読者投票ではオーストラリアのメルボルンがトップに選ばれた。