次の旅行先はイラン? ピンク色のモスクや城塞も

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
バキル・モスク。ザンド朝時代、1751~73年の間に建立された

バキル・モスク。ザンド朝時代、1751~73年の間に建立された

課題はインフラ投資。増大する観光客を収容するため、4つ星や5つ星のホテルの建設など、今後数年で多額の投資が必要になってくるという。

取材班はテヘランを離れ、イラン第2の都市シーラーズに向かった。シーラーズはイランの豊富な観光資源を体現。バキル・モスクやナシル・アル・モルク・モスクなど、独自の魅力を持つ宗教施設が複数ある。

「ピンク・モスク」として知られるナシル・アル・モルクは、19世紀に建立された。ピンクと赤色のタイルに加え、色鮮やかなステンドグラスが使われているのが特徴で、夜明けの時間帯、礼拝室の壁面や床が間接照明に包まれたような状態になる。

シーラーズでは歴史的な建造物にも注目だ。18世紀にこの地域を統治したカリム・ハーンの城のほか、緻密に造園されたエラム庭園もある。エラム庭園は現在、シーラーズ大学が植物園として管理している。

ペルシャ史上おそらく最も影響力があった詩人、ハーフェズの墓も観光客に人気のスポット。墓を囲む庭園内には、ハーフェズの詩の解釈を学ぶ文化センターもある。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「Travel」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]