山寺・立石寺 長い石段の先に待つ至極の眺望
そして、ようやく頂上に到達すると、それまでの努力はすぐに報われる。
興味深いことに、この寺の最大の呼び物は大仏殿のある奥之院ではない。恐らく、山寺で最も多くの写真が撮られているのは、奥之院に達する前に通る開山堂と納経堂だろう。この2つの建物は、絶壁の縁にそびえるように立っている。
また近くの道を進んで行くと、木造の展望台のような五大堂があり、ここから山形の見事な田園風景が一望できる。
立石寺へのアクセス
最寄りの山寺駅は、東北最大の都市である宮城県仙台市から電車で約40分。
東京から行く場合は、東京駅から新幹線で山形駅まで2時間半強で、山寺駅はそこから電車で20分だ。山寺駅から寺の入口までは徒歩約10分で、途中、複数の案内標識が立っているので分かりやすい。
帰りに電車に乗る前に山寺の町を散策するのもいい。大通りには地元名物の「だしそば」の店や土産物屋が並んでいる。