トイレと思って開けたら非常口、乗客の勘違いで国際便に大幅な遅れ

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英国の空港から出発予定だったパキスタン国際航空機で、乗客がトイレと間違えて非常口を開ける出来事があった/ASIF HASSAN/AFP/AFP/Getty Images

英国の空港から出発予定だったパキスタン国際航空機で、乗客がトイレと間違えて非常口を開ける出来事があった/ASIF HASSAN/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) 英マンチェスターの空港から出発予定だったパキスタン行きの国際便で、乗客がトイレと勘違いして非常口を開けてしまうハプニングがあった。まだ離陸前だったことから乗客は無事だったが、出発は大幅に遅れた。

パキスタン国際航空(PIA)によると、ハプニングは7日に英マンチェスターからパキスタンのイスラマバードへ向かう予定だった同航空の702便で発生し、出発に7時間の遅れが出た。

同航空によれば、乗客がトイレだと思って非常口を開けてしまい、脱出スライドが自動的に展開した。このため乗客40人が同機を降りる羽目になったが、全員無事だったとしている。

中国東部の山東省では先月、旅客機の着陸後に非常口を開けたとして、男性乗客が逮捕される事件もあった。この乗客は行列に並ばずに同機を降りようと、自分の座席に近い非常口を開けたとみられる。

2018年2月には、ナイジェリアの首都アブジャに着陸したダナ航空の旅客機から、非常口の扉が脱落した。

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