パスポートの世界ランキング、アジア3カ国が上位独占 日本は「最強」維持
(CNN) ビザ(査証)なしで渡航できる国と地域の数を比較したパスポートの世界ランキング最新版が発表され、アジアの3カ国が上位3位を独占した。ランキングは英コンサルタント会社のヘンリー・アンド・パートナーズが3カ月ごとにまとめている。
日本はビザなしで渡航できる国や地域の数が193を記録して「世界最強」を維持。2位はシンガポールと韓国が192で並んだ。
アジア太平洋諸国は新型コロナウイルス対策の入国規制解除に踏み切っており、再び渡航の自由を楽しむ市民が増える見通しだ。
国際航空運送協会(IATA)のデータをもとにヘンリー・アンド・パートナーズがまとめた最新版の「パスポートインデックス」によると、世界の旅行者はコロナ禍前の水準の75%前後にまで回復した。
一方、ランキング最下位はアフガニスタンで、ビザなしで渡航できる国・地域は27にとどまった。
2023年版のパスポートランキングは以下の通り(カッコ内はビザなしで渡航できる国・地域数)。
1.日本(193)
2.シンガポール、韓国(192)
3.ドイツ、スペイン(190)
4.フィンランド、イタリア、ルクセンブルク(189)
5.オーストリア、デンマーク、オランダ、スウェーデン(188)
6.フランス、アイルランド、ポルトガル、英国(187)
7.ベルギー、ニュージーランド、ノルウェー、スイス、米国、チェコ(186)
8.オーストラリア、カナダ、ギリシャ、マルタ(185)
9.ハンガリー、ポーランド(184)
10.リトアニア、スロバキア(183)