ソウル、漢江に浮体式プールを開設へ
(CNN) 韓国の首都ソウルの市当局はこのほど、市内を流れる漢江に浮体式の公共プールを建設する計画を明らかにした。
ソウルの呉世勲(オセフン)市長によると、予定地は市南西部の国立中央博物館に近い二村(イチョン)漢江公園。
施設の面積は5000平方メートル。プールのほかに展示スペースやコンサートホール、夕日の展望台、ボートの係留所などを備えた桟橋が設置される。
オ氏はさらに、この地区をパドルボードや水上スキーなどマリンスポーツの拠点としたい意向を示した。
発表によれば、2025年に着工し、26年のオープンを目指す。総工費は約300億ウォン(約30億円)前後と予想される。
オ氏は訪問先デンマークの首都コペンハーゲンで、この計画を発表した。同市では03年に最初の浮体式プールがオープンし、年間何十万人もの利用者を迎えている。オ氏はここから、ソウルのウォーターフロント開発のヒントを得たと話している。