個人の大邸宅に戦闘機100機以上を展示 フランス

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14世紀に遡るシャトーの敷地内に往年の戦闘機が佇む/Courtesy Miquel Ros
写真特集:戦闘機100機超、フランスのシャトーに集結

14世紀に遡るシャトーの敷地内に往年の戦闘機が佇む/Courtesy Miquel Ros

(CNN) 700年の歴史を持つフランスのシャトー(大邸宅)の中庭で、まさかF16ファイティング・ファルコンや、その両脇にあるフランスのダッソー・ミラージュIVとF104スターファイターに出くわすとは思わないだろう。

フランス・ブルゴーニュのサヴィニー・レ・ボーヌ村にあるシャトー・ド・サヴィニー・レ・ボーヌの歴史は14世紀までさかのぼる。ミシェル・ポンという人物の個人的な情熱やイニシアチブがなければ、この邸宅は、歴史あるこの地域に点在する多くのワイン生産農家の一つになっていただろう。

ワインの生産者であり、カーレーサーであり、そして熱心な収集家でもあるポン氏は、1979年にこの邸宅を購入した。そして2021年に亡くなるまでの40年間に、この邸宅は機械や工学に興味を持つ人々にとっての宝庫となった。

ミシェル氏の息子で、この邸宅の現在の所有者兼管理者であるクリストフ・ポン氏によると、ミシェル氏は自分がレースで乗ったイタリア・アバルト製の車を所有し続け、さらにオートバイの収集も始めたという。

ミシェル氏は、1970年代後半までにアバルト製のレーシングカー10台とビンテージオートバイ300台以上を所有していたが、車とオートバイのコレクションはその後も増え続け、やがて種類も多様化し始めた。

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