グレートバリアリーフへの旅行者向け新サイト 環境保全との両立目指す

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グレートバリアリーフへの旅行者向けに、新サイトが登場した/David Gray/AFP/Getty Images

グレートバリアリーフへの旅行者向けに、新サイトが登場した/David Gray/AFP/Getty Images

(CNN) オーストラリア北東部クイーンズランド州沖に広がるサンゴ礁地帯、グレートバリアリーフを訪れる旅行者向けに、観光と環境保全の両立を手助けする新たなウェブサイトが登場した。

サイトの名前は「サンゴ礁の守護者」を意味する「ガーディアン・オブ・ザ・リーフ」。地元観光業界が出資する企業「ツーリズム・トロピカル・ノース・クイーンズランド(TTNQ)」が、米国の旅行予約サイト大手「エクスペディア」と共同で開設した。

サイト上で啓発ビデオを見ると、ホテルの宿泊料が10~20%引きになる特典を受け取ったり、同サイトだけのオリジナルツアーを予約したりすることができる。

シュノーケリングやクジラ観察を認定エコガイドの案内で楽しむツアーや、ウミガメのえさになる海草の再生、サンゴの苗の植え付けなど、さまざまな活動が提供されている。

TTNQのマーク・オールセン最高経営責任者(CEO)は、「消費者がグレートバリアリーフに対してできることはたくさんあるが、そのなかで一番重要なのは見てもらうこと。きっとこの場所にほれ込み、将来に向けた保全活動に参加してくれるはずだ」と話している。

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