米大統領選、外交問題をテーマに最後の討論会始まる

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米大統領選第2回討論会 国内経済をテーマに激論

(CNN) 米大統領選に向けた全3回のテレビ討論会のうち、最後の1回が22日夜(日本時間23日午前)、激戦州フロリダのボカラトンで始まった。投票日を約2週間後に控え、接戦を繰り広げる民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー候補が、外交問題をテーマに対決する。

第1回討論会ではオバマ大統領が「精彩を欠いた」との見方が強く、直後の世論調査でロムニー氏が一気に追い上げた。タウンホール形式の第2回討論会はおおむね互角と評価されている。

今回の討論会で話題の中心になるとみられる問題は、リビア東部ベンガジで先月起きた米領事館襲撃事件への政府の対応や、オバマ政権がイランと核開発問題をめぐる直接交渉に乗り出すとの報道、国内経済に直結する対中国政策などとみられる。

外交問題では一般に、大統領としての経験や情報を持つ現職が有利とされる。ロムニー陣営が大統領の対イラン、対中政策を「弱腰」と批判するのに対し、オバマ陣営はロムニー氏が7月の外遊で失言を連発したなどとして、「大統領に不適格」との主張を展開してきた。

討論会の放映時間はちょうど、 米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)のデトロイト・ライオンズ、シカゴ・ベアーズ戦、米大リーグ(MLB)ナショナル・リーグ優勝決定シリーズでセントルイス・カージナルスとサンフランシスコ・ジャイアンツが対戦する最終戦という2大スポーツイベントに重なるため、視聴率がどの程度影響を受けるかも注目される。

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