ボストン爆破テロ容疑者の死因、銃弾による傷と鈍的外傷
(CNN) 4月19日に警察との銃撃戦の末に死亡したボストンの爆破テロ事件のタメルラン・ツァルナエフ容疑者の死因は、「胴体と手足を撃たれた時の傷」と「頭部と胴体への鈍的外傷」であることが同容疑者の死亡証明書から判明した。
CNNは、現在タメルラン容疑者の遺体が安置されている葬儀場のオーナー、ピーター・ステファン氏に電話で死亡証明書を読み上げてもらった。証明書はまだボストン市に提出されていないという。
ステファン氏によると、まだタメルラン容疑者の遺体を埋葬する墓地は決まっておらず、仮にステファン氏が墓地を見つけられない場合は、政府に墓地を見つけるよう要請するという。
タメルラン容疑者の遺体は、同容疑者のおじが引き取りを申し出たことを遺族の広報担当が明らかにした。遺族は、タメルラン容疑者の遺体をマサチューセッツ州内のどこかに埋葬する予定だが、その前に独自に検視を行うという。
捜査状況に詳しい情報筋が3日に明らかにしたところによると、タメルラン容疑者が妻子と住んでいたマサチューセッツ州ケンブリッジのアパートから爆薬の残りが発見されたという。爆薬は、アパート内の少なくとも3カ所(台所テーブル、台所の流し、浴槽)から発見されたとしている。