ボストン爆破事件、最後の負傷者が退院 「恩人を捜したい」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
中央の「カリフォルニアのジョーンさん」を捜し出したいという

中央の「カリフォルニアのジョーンさん」を捜し出したいという

ブラノックさんは重傷を負い、左脚ひざ下の切断を余儀なくされた。「医療チームの方々の手腕と献身、救急隊員やカリフォルニアのジョーンさん。皆さんに命を救っていただきました」と話す。この女性をなんとしても捜し出し、感謝の気持ちを伝えたいという。

グロスさんも片脚を骨折して33日間入院した。一緒にいたグロスさんの夫も切り傷ややけどを負った。

「家族のうち3人も負傷して人生が変わってしまった。それでも私たち家族は生き延び、再び輝いてみせる」と、ブラノックさんは力を込める。病室のベッドの上には、「力と勇気の象徴」とされるトンボの絵が飾られていた。

ブラノックさんは入院中、事件の実行犯とされるジョハル・ツァルナエフ容疑者が同じ病院に入院していることを知った。同容疑者が病院を爆破する夢に何度もうなされたという。

メリーランド州の自宅へ戻ったらリハビリを始め、義足の使い方を練習しなければならない。

「何だって乗り越えることができる」と、ブラノックさんは前向きだ。目標は幼児教育の修士課程を修了し、今秋には園児たちの待つ教室に復帰することだという。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「USA」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]