クレーン運転手が麻薬使用か 米フィラデルフィアのビル倒壊
(CNN) 米東部ペンシルバニア州フィラデルフィアで今月5日起きた解体工事中の4階建てビル崩落で、作業に従事していたクレーンの運転手の血液を調べたところ、マリフアナと鎮痛剤の成分が検出されたことが8日までにわかった。
倒壊原因の調査の経緯に詳しいフィラデルフィア市役所関係者が明らかにした。マリフアナなどの使用が倒壊の直接的な原因になったのかは不明。
ビル崩壊では隣接して建つ慈善団体の救世軍が運営するリサイクル店などにも被害が及び、6人が死亡、13人が負傷していた。がれきの下に埋もれた女性が数時間後に助け出されてもいた。
地元警察は、倒壊について業務上の災害との見方を示していた。