米プリンストン大学で爆弾騒ぎ、キャンパスを8時間閉鎖
(CNN) 米ニュージャージー州にあるプリンストン大学で11日、キャンパス内の建物を爆破するとの脅迫電話があり、学生らが約8時間にわたって避難する騒ぎがあった。同大学が公式ページ上で明らかにした。
大学の広報によると、脅迫電話は大学に直接かかってきたという。ただ、電話の発信元は特定できていないとしている。
大学によると、構内の建物を徹底的に捜査したが、爆発物は発見されなかったため、午後6時25分にキャンパスを再開したという。
米国では、このプリンストン大学の事件以外にも、10日から11日かけて各地で爆弾騒ぎが相次いだ。11日朝にはバージニア州のリッチモンド国際空港で避難が3時間続き、さらにアトランタにあるジョージア州議会議事堂近くの3つのオフィスビルでも避難を余儀なくされた。
また10日には、ロサンゼルス発テキサス行きの旅客機が脅迫を受け、急きょ行き先をフェニックスに変更している。