子どものパンケーキに「眠気誘う薬」、託児所経営の女逮捕 米
(CNN) 米オハイオ州ウェスタービルの警察は19日までに、市内の自宅で経営する託児所の子どもたちを昼寝させるため、眠気を誘う薬をパンケーキに混ぜて与えたとして、女を逮捕したと明らかにした。
逮捕されたタミー・エプリー容疑者(37)は、自身の子どもを含む2~5歳の幼児6人の世話をしていた。
捜査当局によると、アレルギー薬や睡眠ホルモン「メラトニン」のサプリメント(栄養補助食品)を砕いてパンケーキに混ぜ、子どもたちを危険にさらした疑い。CNN系列局が18日、捜査員らの話として伝えたところによれば、子どもたちの体調に影響はみられなかった。
同容疑者から子どもを薬で眠らせるという内容のメールを立て続けに受け取った元友人が児童福祉当局に通報し、捜査当局が捜査を開始していたという。
エプリー容疑者は「きょうは子どもたちが言うことを聞かないので、みんながおとなしく眠ってくれる薬があればいいのに、とメールで愚痴をこぼしただけ」と主張し、容疑を否定。過去に子どもに薬を与えたことはあるが、常に親の了解を得ていたと語った。