自由の女神観光、9カ月ぶりに再開 米独立記念日
(CNN) 米独立記念日の4日、ニューヨークの「自由の女神像」の一般公開が9カ月ぶりに再開された。
自由の女神は昨年10月に米東海岸を襲った超大型温帯低気圧「サンディ」で被害を受け、修復のため一般公開が中止されていた。
女神像のあるリバティー島で開かれたテープカットの式典にはジュエル米内務長官が出席し、「自由の女神は地域の復興力の証でもある。9カ月前のサンディーで大きな被害を受けながら、多くの人たちの尽力によって復興を遂げた」と演説した。
ニューヨーク市のブルームバーグ市長は、「損害を修復しただけでなく、今後のハリケーンなどからリバティー島を守るための対策を強化し、市内全域で同様の措置を講じた」と語った。
同島へ向かう観光フェリーには長い行列ができた。アリゾナ州から家族と共に来たという男性は、「人々がこれを見るためにはるばるやって来ることを思うと、ただ胸がいっぱいになる」と感慨深げだった。