ワシントン大聖堂にペンキ、女を逮捕 リンカーン像も被害
ワシントン(CNN) 米首都ワシントンの国立大聖堂内に29日、緑色のペンキがかけられた跡が見つかった。警察はこれに関連して同日、女1人を逮捕した。ワシントンでは最近、リンカーン元大統領の像などにもペンキが浴びせられているのが見つかり、警察が関連性を調べている。
大聖堂ではチャペル内のオルガンや装飾などにペンキがかけられていた。発見時にはまだ乾いていなかったという。大聖堂は29日午後、一時的に閉鎖された。
ここから南へ約8キロ離れたスミソニアン協会本部ビルの前では、同協会のヘンリー初代会長の像に緑色のペンキが付いているのが28日までに発見された。警察当局者によれば、こちらは「しばらく前」から付いていた可能性もある。
また26日にはリンカーン記念堂でも元大統領像の台座に同様のペンキ跡が見つかり、記念堂が一時閉鎖されていた。
3カ所で発見されたのが同じペンキかどうかなどについて、警察が調べを進めている。