ブッシュ前大統領が心臓手術、経過は良好
(CNN) ジョージ・W・ブッシュ前米大統領(67)が6日、テキサス州の病院で心臓手術を受けた。ブッシュ氏の広報が発表した。
発表によると、ブッシュ氏は5日の定期健康診断で動脈に閉塞(へいそく)が見つかったため、動脈を広げるためのステントを心臓に挿入する手術を受けた。手術は無事に終わり、術後の合併症も出ていないという。
7日には退院して自宅に戻り、8日以降は普段通りの生活を続ける予定。ブッシュ氏は周囲の関係者にも定期健診を受けるように勧めているという。
ブッシュ氏は大統領在任中もジョギングやマウンテンバイクなどの運動で健康を維持していたが、2006年の定期健康診断では、動脈疾患の兆候となる軽度の冠動脈石灰化があると診断されていた。6日の発表では今回の動脈閉塞と過去の診断との関連には触れていない。