イラン、核問題解決に「今度は本気」 米政府高官
高官はイランを除く6カ国は妥協案について2段階の内容を見すえているとも説明。この内容の詳細は不明だが、高官はイランは制裁の初期的な緩和の見返りに核問題での行動が最初に求められるだろうと述べた。
イラン側に促す行動については過去数十年で初めて核開発の前進を中止させる内容になると表明。経済制裁の初期的な緩和については、限定的かつ分野を絞り、事態の進展によっては再度の発動を考慮した内容になるとし、制裁の構造自体を変えるものにはならないと強調した。
この措置が実現すれば、協議参加の7カ国は最終段階の解決策への話し合いに進むとも語った。
イランでは今年8月、ロハニ師が大統領に就任し、アフマディネジャド前大統領とは異なる欧米との対話路線に転じた。核問題でも事態打開へ向け踏み込んだ提案を行っているとされる。