砂漠に白骨遺体、失跡の夫婦と断定 カリフォルニア

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(CNN) 米カリフォルニア州ビクタービル郊外の砂漠地帯で白骨化した4人の遺体が見つかり、捜査当局は15日、このうち2人の身元を、2010年に失跡した夫婦と断定した。残る2人はこの夫婦の息子たちとみられる。

地元保安官によると、遺体は11日、オートバイで通りかかった人が見つけて通報した。浅い墓穴に2体ずつ入っていたという。

行方不明になっていたのは、同州南部フォールブルックに住んでいたジョセフ・マクステイさん(当時40)、妻のサマーさん(同43)と、当時4歳と3歳の息子。夫婦の歯形から遺体の身元が判明した。同保安官は4人とも殺害されたとの見方を示す一方、詳しい死因には言及しなかった。

マクステイさん一家は10年2月4日以降、消息を絶った。10日後に警察が自宅に入ると、台所のカウンターの上には卵、リビングにはポップコーンの入った食器が置いたままになっていて、2匹の飼い犬も家の中にいたという。

一家の車は4日後、メキシコ国境付近で乗り捨てられているのが見つかった。防犯カメラには、家族4人とみられる人影が徒歩でメキシコ側へ入る場面の映像が残っていた。

捜査はそこで行き詰まっていたが、同保安官は米連邦捜査局(FBI)と協力して事件を洗い直し、容疑者を捜す方針を示した。

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