故ケネディ長官のおい、38年前の殺人事件再審で保釈
(CNN) 故ロバート・ケネディ元司法長官のおいで、1975年に隣家の少女を殴殺したとして殺人罪で有罪判決を受けて服役していたマイケル・スケークル元受刑者(53)が21日、保釈された。保釈金は120万ドル。
コネティカット州の高裁は10月、一審当時の弁護士が適切な弁護を怠ったとして、有罪とした2002年の判決を破棄し、再審を認める決定を下していた。
保釈条件として、裁判所の許可を得ずにコネティカット州の外に出ることや被害者遺族との接触することが禁じられているほか、GPS追跡装置を身につけることが義務づけられている。
1975年、コネティカット州の高級住宅街で当時15歳だった少女、モクスレーさんが遺体で発見された。遺体のそばには折れたゴルフクラブがあったという。モクスレーさんはその前夜、スケークル元受刑者とその兄、他の少年らとパーティーに参加していた。