マサチューセッツ州で盗撮禁止法が成立、法改正必要の声受け
(CNN) 米マサチューセッツ州のパトリック知事は7日、スカートの中などを盗撮する行為を禁止する法案に署名した。これによって新たな州法が成立し、即日発効した。
知事公室の声明によると、この法律は、相手が衣服などで隠している部分をこっそり撮影したり電子機器でのぞいたりする行為を犯罪とみなし、最大で禁錮2年6カ月または罰金最大5000ドル(約50万円)を科す内容。被害者が子どもの場合は禁錮2年半から5年と最大5000ドルの罰金が科される。
同州の裁判所は今月5日、路面電車の車内でスカート姿の女性を盗撮したとして起訴された被告が現行の州法に違反していなかったとの判断を下した。州議会がこれを受け、ただちに新たな法案を可決していた。