エボラ熱感染の米国人医師が帰国、容体はわずかに改善
(CNN) 西アフリカのリベリアでエボラ出血熱に感染し治療のために帰国した米国人のリック・サクラ医師の容体がわずかに改善していることが8日までに分かった。妻のデビーさんが明らかにした。
エボラ熱に感染して帰国した米国人は3人目。サクラ医師は治療を受けるため、5日午前にネブラスカ州オマハに到着して病院に収容された。
デビーさんと息子(22)は病室のカメラを通し、同医師と25分間面会したという。
デビーさんは6日、同医師が所属するキリスト教団体SIMを通したコメントで「夫の病状は重く体力も弱っているが、昨日の到着時に比べてわずかに良くなっている。何か食べたいと言ってチキンスープを少し口にした」と述べた。
デビーさんはまた、「夫に注目が集まることは望んでいない」と語り、感染が広がる西アフリカの状況に対応することが「最も重要」だと強調した。