ホワイトハウスの敷地内に男が侵入 大統領は不在
ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスで18日夜、北側のノースローンに男が侵入し、記者らが避難させられる騒ぎがあった。
当時現場にいた複数の人が、敷地内を駆け抜ける男の姿を目撃している。また、現場に居合わせたCNNの記者団によると、男はホワイトハウスの正面玄関から「わずか1フィート(約30センチ)」の距離まで接近したという。男がどのように侵入したかは明らかになっていない。
事件はオバマ大統領が娘たちとサウスローンからキャンプデービッド(米大統領専用の山荘)に向け出発した直後に発生した。
CNNのホワイトハウス担当プロデューサー、ベッキー・ブリテイン氏は、過去9年間ホワイトハウスで仕事をしてきたが、ホワイトハウスの敷地から避難させられたのは今回が初めてだという。
「今回、われわれは全員、ホワイトハウスの外に急いで避難させられたが、誘導した警備員らはかなり真剣だった」(ブリテイン氏)