米旅客機がエンジン故障で緊急着陸 乗客ら恐怖語る
(CNN) 米カリフォルニア州ロングビーチの空港で18日、同空港を出発し、テキサス州オースティンに向かっていた米格安航空会社ジェットブルー航空1416便が、離陸直後のエンジントラブルで緊急着陸した。地元メディアによると、この事故で4人が負傷し、そのうち1人が病院に搬送されたという。
1416便は乗員・乗客147人を乗せ、ロングビーチ空港を出発したが、約15分後に右エンジンに故障が発生した。同機のパイロットはエンジン過熱を知らせる警告を確認し、消火器を準備させた。
同機には、映画「トワイライト」シリーズのジャスパー・ヘイル役で知られる米俳優ジャクソン・ラスボーンさんが乗っていた。ラスボーンさんは、短文投稿サイト「ツイッター」上で、「私が乗っている飛行機の右エンジンが爆発し、キャビンは煙で充満している」と述べた。トラブルが発生したのが離陸直後だったため、同機は急旋回し、出発した空港に引き返したという。
また別の乗客によると、機内は隣の乗客が見えなくなるほど煙が充満し、間もなく呼吸が困難になると思われたが、酸素マスクが出てこなかったため、客室乗務員たちが手動で出したという。