米当局、ISIS支援の食料品店主を起訴
(CNN) 米連邦当局は16日、イスラム過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に資金を提供し、シリアへ戦闘員を送り込もうとしたなどとして、ニューヨーク州ロチェスターで食料品店を経営する男を起訴した。
起訴されたのは、イエメン生まれのムフィド・A・エルフギーフ被告(30)。5月31日に逮捕されたが、容疑は公表されていなかった。
起訴状によると、外国のテロ組織への物質的援助、米当局者に対する殺人未遂、武器所持などの罪に問われている。弁護士によると、18日午前の罪状認否で無罪を主張する構えだ。
連邦当局の捜査は2013年初めに始まった。同被告はツイッターで、国際テロ組織アルカイダの反米スローガンに支持を表明したり、ISISが「やがて神の意思の下で世界を支配するだろう」と述べたりしていた。
ISISを支援するために「各世帯は給料の3分の1、あるいは少なくとも5000ドル(約54万円)を寄付するべきだ」ともツイートしていた。