米国民の4人に1人、エボラ熱感染を懸念 最新世論調査
(CNN) 西アフリカ諸国で猛威を振るうエボラ出血熱の問題で、米国人の4人に約1人が本人もしくは家族の一員がエボラ熱に感染する恐れがあるとの懸念を抱いていることが最新世論調査で18日までにわかった。
心配していないとしたのは73%だった。調査はCNNと米調査機関ORCインターナショナルが共同で実施した。41%は、エボラ熱よりもテロの被害者になることを危惧していた。
調査結果によると、男性より女性の方が家族の一員がエボラ出血熱に感染するとの不安が強かった。女性は32%で、男性は21%だった。
オバマ米大統領は16日、エボラ熱の問題に触れ国際社会は感染拡大の阻止へ向けた米国の主導的役割を求めていると強調。感染被害が甚大な諸国への米軍の派遣を含む大幅な支援強化を発表していた。
また、エボラ熱が米国内で流行する可能性については極めて低いと述べていた。
今回の世論調査は9月5~7日、米国の成人1014人を対象に電話で実施した。