脳腫瘍の米女性、予告通りに「尊厳死」を実行
メイナードさんが尊厳死を実行したとの知らせを受けて、短文投稿サイト「ツイッター」や死亡記事サイトの「レガシー・ドット・コム」には、その選択を支持しつつ哀悼の意を示すメッセージが多数寄せられた。
メイナードさんの宣言を巡っては、宗教などを理由に批判する声も上がっていた。
同じ病を患っているというマギー・カーナーさんは、自分は神の意思に従うと主張する。カーナーさんは先週、動画投稿サイト「ユーチューブ」を通してメイナードさんに公開書簡を送り、「だれもよしあしを決めようとはしていないが、人々はあなたに注目している」と指摘。メイナードさんをがけから飛び降りようとしている人にたとえ、「私たちの社会がその人に、君の言う通りほかに道はない、さあ飛び降りろと声をかけ始めたらどうなるだろう」と問い掛けていた。
掲示板サイトの「レディット」には、「彼女が自殺することを勇敢と言うなら、最期まで闘い続ける何千人ものがん患者はそうでないのか、という意見がある。どちらの決断も勇敢ではないだろうか。何が勇敢で何がそうでないか、私たちは決める立場にない」との書き込みもあった。