4日に迫る米中間選挙、世論調査は共和党が優勢
ワシントン(CNN) 4日の米中間選挙に向けた世論調査で、上院過半数の奪回を狙う野党・共和党が優勢との結果が相次いでいる。
上院での支配権のカギを握るとされる激戦地、アイオワ州では2日、地元紙デモイン・レジスターが最新の世論調査結果を発表した。それによると、上院選の共和党候補、アーンスト氏の支持率が51%と、民主党のブルース・ブレイリー氏を7ポイントも上回っていた。
この発表に先立ち、民主党のハリー・リード上院院内総務は「アイオワが勝敗を決める」と述べ、アーンスト氏の当選は共和党による上院支配を意味するとの危機感を示していた。
またNBCニュースと世論調査機関マリストが2日午前に発表した世論調査でも、激戦が伝えられるケンタッキー、ジョージア、ルイジアナの3州で共和党が優勢との結果が出た。
12年の大統領選で共和党候補だったミット・ロムニー氏は同日、フォックスニュースとのインタビューで「国民がオバマ政権とその政策に審判を下す最後のチャンスだ」と強調する。