4日に迫る米中間選挙、世論調査は共和党が優勢
同州は党の候補を決める予備選挙を事前に実施せず、党を問わず何人でも立候補できる「ジャングル予備選挙」という方式を採る。
当選するためには50%を超える得票率が必要だ。ランドリュー氏のほかに共和党と草の根の保守運動「ティーパーティー(茶会)」から2人が出馬しているが、同氏の支持率は現在44%。決選投票に持ち込まれた場合、ランドリュー氏は一方の共和党候補との一騎打ちを強いられることになる。
一方、ケンタッキー州では共和党の重鎮、ミッチ・マコーネル上院院内総務に民主党候補が挑むが、NBCとマリストの世論調査によると、支持率はマコーネル氏が50%対41%と大幅にリードしている。
民主党はジョージア州でも共和党議席の奪取を狙っている。しかし同調査では共和党候補が支持率を48%に伸ばし、民主党候補の44%を上回った。ただ同州の制度では過半数の票を獲得した候補がいない場合、議席の行方は1月の決選投票に持ち越される。
またカンザス州では、無所属のグレッグ・オーマン氏が支持率を伸ばし、共和党現職のバット・ロバーツ上院議員を脅かす構図となっている。