ロサンゼルスに竜巻も、米西海岸の天気大荒れ

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サンフランシスコを襲った記録的な大雨の様子=Twitter/@c2Trey

サンフランシスコを襲った記録的な大雨の様子=Twitter/@c2Trey

ロサンゼルス(CNN) 米国の西海岸が数日間にわたって大荒れの天気に見舞われ、建物が損壊するなどの被害が出ている。12日にはカリフォルニア州ロサンゼルスで竜巻が発生した。

住民が撮影した竜巻の映像には、暴風で屋根板が飛ばされたりヤシの木が曲がったりする様子が映っている。

ロサンゼルスでは1983年に竜巻が市中心部のコンベンションセンターを直撃して大きなニュースとなった。米国立気象局(NWS)の専門家によると、同市周辺で発生する竜巻の数は中西部などに比べて少ないわけではないが、勢力ははるかに弱いことが多い。

今回も風速30~40メートル程度と、竜巻の強さを示す6段階中で最も低い等級だったが、民家2棟の屋根が飛び、木が倒れるなどの被害が出たという。

竜巻は、10日以降に米西海岸一帯を襲った数年ぶりの荒天の影響で発生したとみられる。カリフォルニア州北部のサンフランシスコでは11日、フェリーやケーブルカーの運行が止まり、橋が流されるなどの被害が出た。同州南部は12日に記録的な豪雨に見舞われた。州内では一時、計30世帯が停電した。オレゴン州では倒木で2人が死亡、1人が重傷を負った。

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