米軍がソマリアで空爆、シャバブ幹部を標的
(CNN) 米軍は29日、アフリカ東部ソマリアで、国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派シャバブを標的とした空爆を行った。米国防総省のカービー報道官が明らかにした。
空爆はソマリア南部サーコウ周辺で行われ、シャバブの幹部が標的とされた。
カービー報道官は「現時点では、市民らに死傷者がいるかは確認していない。現在、作戦の結果を評価している最中で、詳細が入り次第、適切な時期に情報を提供する」と述べた。
国防総省関係者が匿名を条件に語ったところによると、今回の空爆は同省の作戦で、無人機を使って行われたという。
ソマリア政府軍は27日、ケニアとの国境近くの民家でシャバブの情報部門トップ、ザカリヤ・イスマイル・アハメド・ヘルシ容疑者を拘束していた。同容疑者は今年9月に米軍の空爆で殺害されたシャバブの指導者アハメド・アブディ・ゴダネ容疑者の側近だった。